別れてしまったけど、どうしてもあの人のことが忘れられない。
「もう一度、やりなおしたい」そう考えて“復縁”の道を選んだあなたには、少しショッキングな話になるかもしれませんが、
復縁の第一歩は、実は別れる前…つまり、付き合っているときから、すでに始まっています。
え?どういうこと??付き合ってたら復縁も何もないじゃん
第一歩でなんて知らずに別れちゃったよ……復縁無理ってこと?
いえいえ、そうではありません。
確かに、お付き合い継続中のときは、復縁なんて考えなかったと思います。私もそうでした。
「復縁」という言葉の意味も、別れてからという前提ですから、当然と言えば当然です。
復縁
読み方:ふくえん
weblio辞書
ただ、お別れしてしまった今、復縁を目指すなら、お付き合いしているとき、もっと言えば、お別れの前がどうだったかが、大事なポイントになるからです。
別れの兆候
たとえば、こんなことはありませんでしたか?
- デートの回数が減った
- LINEの返事が遅くなった
- あまり話をしてくれなくなった
- 態度がそっけなくなった
- 服の趣味や会話の内容が変わった
心当たりがある人はもちろん
突然、何の前触れもなく別れを告げられた、と感じている人も、
必ず、1つくらいは、“別れの兆候”があったはず。
その変化や、揺らぎに気づけているかが、復縁を叶えるためにとても重要になってくるのです。
そしてそれが思いついたら、さらに大事なのが、その兆候が表れる直前です。
「うまくいっていた」と自分が思っている時期の、とくに自分の行動をよくよく思い出してください。
負担をかけすぎていたり、一方的に疑ったり、横柄な態度だったり、不誠実だったり、
つまり、相手を尊重していない態度をとっていなかったでしょうか?
- デートの回数が減った ⇒ それまでのデートは、全部彼にプランを任せていたなぁ
- LINEの返事が遅くなった ⇒ 1度、どこで何をしているのかしつこく聞いてしまった
- あまり話をしてくれなくなった ⇒ いつも自分のことばかり話していたかもしれない
自分と同じように相手を尊重できていたか
お付き合いとは、両者が対等でなければうまくいきません。
どちらかに負担が寄ったり、我慢していたりすると、その歪みが引き金になって壊れてしまいます。
そんなことない!文句言われたことないし、あの人も楽しそうだった!
本当にそうでしょうか。
だとしたら何故、今その人はあなたと共に歩んでいないのでしょうか。
とくに男性は、“恋人”の前ではかっこよくいたい、頼もしくありたいと見栄を張ります。
最初のうちは大丈夫でも、長く続くと、男性も疲れてしまったり、つらくなってしまいます。
2人の関係以外での、例えば学校や職場など、ほかの要因のストレスも勿論あるはずです。
少しずつ積もった不満や息苦しさが、何かのタイミングで爆発することもあります。
も自分では思い浮かばない場合は、2人をよく知る友達などに聞いてみるのもよいでしょう。
復縁するための「3つの分析」
復縁するためには「2人の歴史」「自分」「相手」、この3つの分析が大事だと私は考えます。
・2人の歴史(付き合っている期間)
⇒どんなときに、2人とも大笑いしたか、息がぴったりだったか
⇒どんなときにすれ違ったか、おかしいな?と違和感を感じたか、喧嘩の原因 など
・相手のこと
⇒性格、趣味、好きなこと、嫌いなこと、譲れないこと、理想、価値観
⇒人間関係
⇒健康状態
⇒仕事、部活、サークルなどの状況
⇒恋人に何を求めていたか など
・自分のこと
⇒性格、趣味、好きなこと、嫌いなこと、譲れないこと、理想、価値観
⇒人間関係
⇒健康状態
⇒仕事、部活、サークルなどの状況
⇒恋人に何を求めていたか など
私はこれを徹底的にやり、決定的に彼への配慮に欠けることをしたのを思い出し、
2度と同じことをしないよう徹底的に改善しました。
私が復縁できた成功要因の1つは、その改善した姿が彼にも伝わり、
「もう同じことはないな」と彼が思ってくれたのだと、勝手に思っています。
自分を振り返り、新しい自分になる
現実として今のあなたは大好きな人と一緒に居ません。
今のあなたには、大好きな人にとって「何かよくない部分がある」ということを、
辛いかもしれないけれど理解しなければなりません。
「何がよくないんだろう」を考えて改善する、つまり、新しい自分になることが不可欠です。
もし相手と再会したときに、前と同じ態度、振る舞いを見せたら、
きっと相手は「何も変わっていない」と判断するでしょう。
「復縁で幸せになれる?」何度でも問いかけよう
自分の良くなかったことを探るのも、相手のことを思い浮かべることも、
2人で過ごした楽しかった日々を思い出すことも、痛みを伴うかもしれません。
でも、復縁を望むなら、避けて通れません。
まだ辛いならば、ゆっくりでも、一歩ずつでもいいです。
何度でも、自分に質問してみましょう
「私は本当に復縁したいの?」
「どうしてもあの人がいいの?」
「私はそれで幸せになれる?」
すべての問いにYesと答えられるなら。
または、「どうなっても後悔しない」と覚悟が決まったら。
復縁、はじめましょ。
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